土佐派の家
背景

       序 章

 戦前の伝統工法に使われた天然木は、もうあまり有りません。ですからこれは後世代のためにあえて温存することに努め、人工造林された山の間伐木を正面から受け入れ、これを最大限に生かして、職人の技によって、心和む素晴らしい居住性を実現したいと考えています。

 これは、地元にある安価な素材です。使われなくて過密になり、間伐されることを山は待っているのです。ちょうど近所の畑にある大根の抜き菜を少し分けてもらって、瑞々しいおひたし料理をつくることに似ています。

 生活の質を犠牲にして見かけの効率を追うのではなく、身近なものをじっくり味わいながら実のある暮らしの容れ物をつくる道、真に美しく住まうための道を求めています。



土佐派の家
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